節約は家賃と車から:細かいことは気にせず、迷ったらホテルの備品を買う

ヒヨコの医師が、駅の近くの小さな家の模型を大事そうに抱え、足元に散らばる小銭には目もくれずに歩いている

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目次
  1. 結論
  2. 家賃と車は住む場所で決まる
    1. 車は本当に要るか
  3. 引っ越しは意外と高い
  4. 一度やれば済むものだけ
  5. 買うなら満足度で選ぶ
    1. 迷ったら定番を買う
  6. 迷ったらホテルの備品
  7. 大きい所から考える

「節約って、結局どこまでやればいいんだろう?」コンビニで買わない、電気をこまめに消す、といった細かい節約の話は、世の中に溢れています。

私はフリーランスの医師で、家計を月割りにして、大きい順に並べています。スポットバイトでホテルに泊まることが多く、僻地も公共交通機関で回っています。

この記事では、私が考える節約の優先順位を書きます。

結論

節約で一番効くのは、家賃と引っ越しの初期費用、そして車です。多少手間をかけても、住む場所を考えて、ここを何とかしてください。

その次に、通信費のように一度やれば済むものを見直します。細かい日用品や電気代は気にせず、物を買うときは満足度で選びます。

住む場所と車、引っ越し、一度で済む見直し、物の選び方の順に書きます。

家賃と車は住む場所で決まる

ヒヨコの医師が、家計の項目を表す大小さまざまな箱を背の高い順に並べ、いちばん大きな家の形の箱を見上げている

まず家賃は、家計の中でかなり大きな割合を占めます。私の家計でも、月々の出費の1番は家賃でした。

持ち家と比べると、今は不動産を買うことをあまりおすすめしていません。なので、今のところは賃貸がおすすめです。

ヒヨコの医師が、駅とスーパーに近い明るい家と、遠くの古びた安い家の模型を見比べ、明るい家のほうを指さしている

ただ、家賃だけをケチって、立地や状態の悪い所に住むのは本末転倒です。安い掘り出し物を探すのに、時間をかけすぎるのも割に合いません。

勤務先と家賃補助などを交渉する手もありますが、たいてい最初から決まっています。それより前に、そもそも家賃の高い所に住むのかどうかです。

ヒヨコの医師が、田園の中に建つ小さな病院の隣の一軒家の前で、玄関の鍵を色違いの小鳥から受け取ってうれしそうにしている

医師の場合、地方でも給料があまり変わらないことが多いです。地方はもともと家賃が安いうえ、病院が住む所を用意してくれることもあります。

ある病院では、病院の隣に一軒家があり、非常勤で来てくれるならタダで住んでいい、と誘われました。寮があって、ほぼ無料で暮らせることもあります。

なので、東京のような都会にあえて住む必要があるのか、一度考えてみてもいいと思います。都会に住むなら、その分を対価として払っているということです。

車は本当に要るか

ヒヨコの医師が、のどかな山あいの小さな駅で、一両だけのローカル電車から降りて、ほっとした顔で伸びをしている

次に車も、本当に要るのか、よく考えたほうがいいと思います。私も研修医のころは車を持っていましたが、本当に要ったかというと、意外とそうでもありませんでした。

今は、人口が数万人を切るような町や僻地をよく回っています。それでも、たいていは公共交通機関で何とかなり、どうしてもの所だけレンタカーを借りています。

ヒヨコの医師が、走る電車の窓際の席で本を開いて読みふけり、窓の外には山並みが流れている

運転中は、せいぜい音楽を聴くくらいしかできません。公共交通機関なら運転手が付いているようなもので、乗りながら他のことができます。時間が多少かかっても、こちらのほうが楽なことは多いです。

車の使い道が近所の細かい移動なら、駅やスーパーが近い所に住めば済みます。県庁所在地くらいなら、必要なときに使えるカーシェアもあります。

ヒヨコの医師が、駐車場に止めた小さな軽自動車の横で、タイヤ・ガソリンの給油ノズル・工具箱から少しずつ硬貨が流れ出ていくのを見て苦笑いしている

軽自動車を持っていたころは、駐車場代を除いて月3万円ほどかかっていました。本体を10年で月割りし、車検も安い所に出していましたが、タイヤやガソリン、オイル、軽自動車税もかかります。

当時は駐車場が無料でしたが、月5,000円とすると4万円弱です。普通車ならもっと高く、しかも乗らなくてもかかります。

ヒヨコの医師が、少し高い家賃の駅近の家と、車庫に車のある郊外の家を天秤に載せ、駅近の家の側がわずかに軽いのを確かめている

なので、数万円高い家賃を払ってでも、車の要らない所に住んだほうがいいと思います。車を維持する手間や、車検に持っていく手間もなくなります。

家族がいると話は別です。車の中で話せますし、人数分の運賃を考えると、車のほうが割安なこともあります。

ただ、必要かどうかは人生の段階で変わります。子どもが独立したあとも本当に要るのか、タクシーのほうが安くないか、そのときに見積もり直してください。

引っ越しは意外と高い

ヒヨコの医師が、引っ越しの段ボールの山の前で、家の鍵と一緒に差し出された大きな硬貨の袋を見て目を丸くしている

続いて引っ越しは、思ったよりお金がかかります。私の家計でも、入居時の初期費用を月割りにすると、家賃の半分ほどになっていました。

引っ越し代は勤務先が出してくれることもありますが、敷金・礼金などの初期費用は出ないことが多いです。食洗機のような家電の取り付けにも、思った以上にお金がかかりました。

それに加えて、時間の手間や、手続きの手間もあります。引っ越しを求めてくる職場に勤めるなら、そのお金と手間に見合う価値があるか、一度考えてみてもいいと思います。

一度やれば済むものだけ

ヒヨコの医師が、スマートフォンとクレジットカードの設定を一度だけ済ませ、ハンモックに揺られてのんびりくつろいでいる

その次に見直すのは、通信費のように、一度やればあとは放っておけるものです。私がやっているのは次のことです。

  • 通信を povo などに乗り換える

  • 使っていないサブスクを切る

  • 投資信託は、クレジットカードで積み立てる

  • 支払いもクレジットカードにして、ポイントを貯める

クレカ積立は、私は SBI証券と三井住友カードで、月10万円で年1万ポイントほどです。保険も、本当に要るものは限られているので、安いものにしておけば十分です。

ヒヨコの医師が、小さな買い物袋と缶飲料を手に、気楽な顔で歩きながら、遠くの大きな家の模型を見ている

一方で、コンビニで買わない、自販機を使わないといった細かい節約は、せいぜい月1万円ほどです。便利さが勝るなら、気にせず使っていいと思います。

電気代も、節約するには割に合わないので、私は気にしていません。細かい節約をもっとやりたい人には、次の記事が参考になります。

ガジェマガ:【保存版】一人暮らしの生活費・固定費をストレスなく下げる方法【節約】

買うなら満足度で選ぶ

ヒヨコの医師が、ノートパソコンの画面の買い物かごに入った品物を眺め、横に大きな砂時計を置いて、しばらく待つことにしている

最後に物を買うときは、満足度の高い物を選ぶのが一番だと思っています。そもそも、要らない物を買わないのが最大の節約です。

欲しいと思っても、急ぎでなければ、買い物かごに入れて1か月ほど待ちます。処分の手間や、引っ越しのときに運べるか、組み立ての手間も考えます。

ヒヨコの医師が、棚にずらりと並んだ同じ化粧水の瓶を前に、手には別の新しい瓶を持って困った顔をしている

まとめ買いもしません。邪魔な物が増えるうえ、一度にお金が出ていきます。

それに、使わなくなることもあります。私は化粧水をまとめ買いしたあと、もっといい物を見つけて切り替え、前の物が大量に残りました。

送料が気になる日用品は、同じ通販サイトのかごにためておき、まとめて注文しています。

迷ったら定番を買う

ヒヨコの医師が、店の棚で定番の品と見慣れない安い品を見比べ、定番のほうを手に取ってうなずいている

迷ったら、定番か、高いほうを買います。比べる時間がもったいないですし、情報も溢れています。安物買いの銭失いにもなりがちです。

高いほうを買っても、長く使い続ければ、月割りでは安くなることが多いです。定番が決まったら、同じ物を買い続けるだけです。

ヒヨコの医師が、ほとんど使っていないドライヤーを処分の箱にそっと入れ、手には新しい定番のドライヤーを持っている

ドライヤーでは失敗しました。私自身はどれでもよかったのですが、彼女も使うので、ある程度の質は要ると思いました。

いろいろ調べて、定番でないメーカーの物を試しましたが、あまりに微妙で、ほとんど使わずに処分しました。結局、パナソニックの物に落ち着いています。

迷ったらホテルの備品

ヒヨコの医師が、ビジネスホテルの部屋の洗面台で、備え付けのドライヤーをしげしげと眺めて品定めしている

それでも迷うなら、ホテルの備品を見るのがおすすめです。企業が備品として使っている物は、客から不満が出ない品質があり、値段にも見合っているはずだからです。

ネットの情報は、売り手の宣伝なのか本音なのか、よく分かりません。その点、実際に使われている物は信用できます。

ヒヨコの医師が、質素なビジネスホテルの部屋と落ち着いた高めの宿の部屋を左右に見比べ、それぞれの洗面台の備品を指さしている

普通のビジネスホテルの物なら、必要十分な性能だと考えています。少し高めの宿の物なら、多少高くても満足度の高い物でしょう。

たとえばドライヤーは、安いビジネスホテルでは手頃なメーカーの物が多く、使ってみると風量も十分でした。高めの宿では、パナソニックの物が多いです。

ドライヤーは、メーカーの説明を聞いても、髪の水分量のようによく分からない話が多く、スペックだけでは決められません。そういう物ほど、企業が代わりに選んでくれていると考えていいと思います。

大きい所から考える

ヒヨコの医師が、駅の近くの家の模型と電車の切符を手に、満足そうな顔で山あいの道を歩いていく

ここまでをまとめると、節約で一番効くのは家賃と引っ越し、そして車で、どれも住む場所で決まります。次に通信費のような一度で済むものを見直し、細かい日用品は気にしません。

物を買うなら満足度で選び、迷ったら定番か、ホテルの備品を参考にします。節約は、細かい所より、住む場所のような大きい所から考えてください。